ナイトメアランド クリア後感想
ナイトメアランド
赤マフラー悪童ランド
風邪引いてベッドでゴロゴロしてる間の時間つぶしにクリアしました。
プレイ時間は4~5時間。フリーゲームでこれだけ遊べたら十分だと思います。ただ謎解きの内容は、同ジャンルで有名な魔女の家やIBからすると不親切な所が多かったなと思います。ゲームの前評判で推理の難易度が高いと書かれてましたが、高難度っていうより理不尽じゃない?というのが正直な感想です。
ステージ制の謎解きの流れって、
導入で色を示唆するメッセージが置かれている
↓謎を解いていくと赤青黄に対応した数字が判明する
↓色を混ぜると別の色になると気付くようなギミックやヒントが見つかる
→紫・橙・緑・茶のボタンの謎に至り、これまでの解から推理する
という風に、ある程度は出題者側に思考の道筋を立ててもらいながら進めていくものだと思うんですが、ナイトメアランドの場合は
『紫・橙・緑・茶のボタンのどれを押すか』という選択肢がある
↑どの色も赤・青・黄を混ぜて作れると推理する
↑赤青黄それぞれの数字を別の謎を解いて割り出す
というように、唐突にドンと捉えどころのない謎を出題されて、そこから逆順にステージを回ってヒントを見つけて戻ってくるみたいなギミックが結構あります。
この謎解きの醍醐味は『赤青黄の数字を別の色に変換して解く』という部分であって、『赤青黄を混ぜると別の色になる』というのは思考のヒントとして与えればいいだけのはずです。
しかし公式ブログの攻略記事を読むと、
クレープ屋の看板に苺とパイナップルとラムネのセットでチョコレートソースをプレゼントと書いてありますね?つまりRedとYellowとBlueで茶色です
と、用意されたヒントを解読するのすら回りくどいと分かります。
結局出題者の思考をどれだけ読めるかが試される展開が多く、ヒントがヒントになっていない場面で何度も詰まっては攻略ブログを頼り、もっとわかりやすい表現にせぇ!と心の中のノブが何度も叫ぶのを聞きながらトゥルーエンドを迎えました。
不満点を多めに書いてしまいましたが、総じてストーリーはいい終わり方だったし、無料ゲームでここまでのドットの作りこみとボリュームは凄いと思います。上記のような謎解きを理不尽に思うのも、私が推理ゲームに慣れていないせいとも言えるので謎解きマスターにしてみれば赤子をひねるようなものかもしれない。
短時間でサッと遊べるいいフリーゲームでした