やったらやり返される

ゲーム・アニメ 下手の横好きの日常ブログです

電音部1stLIVE ~MakeWaves~ に行ってきた

2Days、両日とも現地で参加してきました。

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開催地は立川ステージガーデン。降り立った戦地、タチカワエリア。久々の遠出にウキウキ。快晴の空はギラギラ。旦那さんは半ソデさむそう
会場までの並木道がとてつもなく上品でした。オサレなレストランやカフェが軒を連ね、芝の絨毯では家族連れが大道芸のショーを囲んで楽しんでいる。ちょっと寄り道をするとワークショップや憩いの広場に人が溢れ、陽気な演奏会の音楽とクラップが聞こえてくる。こんな光景オクトーバーフェストでしか見たことないぞ。まぁ非常に賑やかな街でした。

会場入り口に着くとチラホラと公式パーカーやTシャツの人達が。自分の周りには電音部ファンがいないので、ちゃんと「いる」のをこの目で見れて素直に感動してしまった

自分も黒鉄たまの公式パーカーを着ていきました。ドでかい肉球のプリントにビビッドなMYAOのロゴ、こんなの今日しか着れないだろうからね。

開演までの待ち時間、場内では電音部Remixが流れてました。Thisis最高に丁度いいBGMを自前で持っている電音部。これ最高の作業用BGMでして。YouTubeでいつでも誰でも聴けるのでおススメです。

🎧Dance Music Mix | Club Remixs🎧 #DENONBU #電音部 - YouTube


ロビーにはキャラクターの等身大パネルがずらり。ぶっちゃけてしまえばただの板。だけど見れば嬉しくなっちゃう魔法の板。たまちゃん並ぶとすごい小っちゃいカワイイ

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1日目は2階席のLブロック。ステージからかなり近い、いや近すぎる場所。目と鼻の先にステージがある。近くの座席に着いた男子は言いました。

「2階席の俺ら優勝じゃん?」
ああ優勝です。なんせこの席、シロプスαの時に雛ちゃんと目が合って手も振り返してもらえたから!あの瞬間ハラジュクが最カワ大優勝してました
2日目は3階席のセンター後方。ステージ全体の演出や照明がよく見えて1日目とは違う目線で楽しめました。ステージ上部のDENONBUのネオンがすごい映えてた。

後方席から見渡すFavoriteDaysのオレンジ一色の世界に、海月や和音を連想させる青が混じったり、全員をつなぐカラーに染まったりして自然と泣けてた。FavoriteDaysほんと好き。オレンジのテーマカラーと、「もっとここで遊ぼう」の流れにバンダイナムコ感があるところも含めて好き。アソビきれない毎日をくれてありがとうバンダイナムコ

影ナレはシブヤエリアの3人。フリートークの声だけで3人の楽しそうな顔が頭に浮かぶのはさすがVTuber。まぁ星川サラの場内アナウンスはもうちょっと頑張ってほしかった。噛むのはしょうがなくても半笑いはアカン。
影ナレから間もなく、JUNGLE WAHHOIのリズムにオーディエンスのClapが鳴り響きながら暗転、そして流れるようにLIVEオープニング映像が始まる。最高の滑り出し。
あのタイミングは偶然なのか狙っていたのか、どちらにしてもナイスでした。考えてみればこのライブ、本当の最初から最後まで音楽が途切れることは無かったんですね。


ノンストップで駆け抜けた2時間

ライブの構成は各エリアが順番にパフォーマンスを披露していき、ラストはオールエリアでの混合ライブ。両日ともに全25曲+ダンスパートで衝撃のノンストップ。トークパートなし。休憩一切なし。ジャンプとコール無しにしたってノンストップは聞いてない。こんなライブ今まで無かった。
体感あっという間でしたが、ライブの時間そのものが2時間ぴったりだったんで事実あっという間でしたね。終わって時計みたらまだ19時なのは笑った。年寄りに優しいかよ。ぐっすり寝れました。

ノンストップは疲れはしたものの、声を出してはいけないという制約の中において、休憩をはさまないのは正解なのかもしれないと思いました。コロナ禍での配信ライブはいくつか見てきたけど、実際に現地ライブを体験してみると声が出せないのは相当な苦行。きっとトークパートでもコール&レスポンスに拍手でしか返せないのはもどかしかっただろう。せっかく上がったボルテージも下がってしまいそう。やはり拍手だけでは品行方正すぎる。ライブはもっと品行崩壊する勢いで盛り上がりたい。
…ならトークパートも休憩なしでぶっちぎっちゃえばいいじゃん!

そんな開き直りとも思えた構成は見事にはまってたと感じます。
幸いなことに電音部のメインテーマはDJ。音楽を止めることなく繋いでいくこととの親和性もバッチリ。卵が先か鶏が先か。コンセプトに沿った演出にもなりライブの熱狂が味わえ、強烈に心地いい疲れが残るライブになりました。
ぶっちゃけ声もジャンプも無しだと汗もそんなに出なかったし、せいぜい足が疲れるくらいでしたね。さらに公式ペンライトがすごく良くて、首にかけれる2Wayタイプになってるので疲れたら振らなくてもいい!振りたいときは振れる!これはマジで最高でした。

 

ダンス部との遭遇体験

各エリアごとに担当ダンサーが付き、公式サイトにはダンサーと振付師が宣材写真付きでご紹介。#電音部ダンス部 というハッシュタグもご用意された力の入り具合。
キャストのソロパートの後には、ダンサーが主役のパート『SHOWCASE』が挟まれており、ダンサーの皆さんは舞台演出ではなくれっきとした出演者でした。各エリアのイメージを強く盛り込んだ衣装とダンスはどれも個性的。ハラジュクのゆめかわフリル、アキバの制服チアミックス、アザブのモードなスタイル、そしてシブヤのバチバチなヒップホップスタイル。とくにシブヤは男女混合のユニットで男性陣の激しい振りがフロアを沸かせてくれました。シブヤはキャストの3人がスクリーンから動けない都合、小さくなりがちなステージをダンスで広く魅せていて本当に素晴らしい演出だったと思います
アーカイブで何度も見てますが毎回見てて楽しいのはダンスパートですね。カッコイイとカワイイの両方を表現できるダンスってすごい。エンディングの挨拶で灰島銀華役の澁谷さんがダンス部に「今後も一緒に電音部のライブを作っていきましょう」と言っていたので、もしかすると今後も続投になるのかなと期待してます。
電音部の楽曲はどれも踊りたくなるような曲ばかりだし、簡単なフリがあれば覚えたさもあるよね。楽曲も早く配信で聴きたいなー

 

セットリスト感想

全部書きたいけどすでに長い記事が無限に長くなってしまう。各エリアにフォーカスして振り返ります。

アザブエリア

アザブ3人の衣装はそれぞれ異なるデザインで、縦のストライプで統一性を出すという所にワンランク上のクオリティを感じました。白と黒とハーフの並びがまた良い。きっと白金家御用達の超大御所デザイナーが監修したに違いない。

MUSIC IS MAGIC

ミラーボールが回ってニッコリ。
小宮有紗さんのダンスのキレ!高尚なオーラの内に隠しきれない可愛さを纏ったドレスがまさに煌様。初めてMUSIC IS MAGICを聴いた時は、キャラクタービジュアルとアザブのイメージから遠いアイドルソングになんでやねんとツッコミを入れたものですが、ノベルがすべて答え合わせをしてくれました。
電音部ノベルは楽曲とキャラクターの解像度をグワッと上げてくれるので是非読んでほしい。できれば2度おいしいを堪能してほしいので曲を楽しんだ後にノベルに触れてほしい。

Haiiro no kokoro

澁谷さんのファンサービスに酔いしれるひと時。この瞬間いったい何人が銀華の女になっただろう
ライブアレンジ歌唱のカッコ良さがキムタクなんよ

いただきバベル

電音部にハマるきっかけになった一曲。秋奈さんの生歌唱を聴きたいというのがこのライブに来たかった目的の1つで、歌もダンスも秋奈さんの姿を見れたことも全部が幸せでした。
いつかこの曲で思いっきり飛び跳ねたいよね!!

MistyLove

ステージ演出が良かったシリーズその1。冒頭は楽曲ジャケットのような背中合わせの距離。壇上から降りて離れていく2人。お互いに想っているのに本当の気持ちは胸に秘めたまま、すれ違うような歌詞と距離感。煌が銀華に向けるまなざし、銀華は振り返らない。本当は視線に気付いているのかもしれない。でも、、、


っあー
最後はまた背中合わせで終演。この時に恋人繋ぎしてたのはアーカイブで知りました。は?は?
ここが死角で見れなかった時だけが敗北者でした

Love me harder/Where Is The Love/Twilight

生歌で聴いてもハーモニーが美しい。アザブの曲を聴きながらアザブ空間で食事したい。電音部カフェ、いやダイニングが似合うかな。#電音部料理部 期待してます。

 

シブヤエリア

健屋花那、星川サラ、シスタークレアの3人はキャラクターのコスプレ衣装で登場。この辺すごく2次元を有効活用してると感心した。
まぁVTuberを普段見ないので、スクリーンの中にいるタレントを見ても心の機微はあまり無かったですが、音楽とダンスが加わればそこはコンクリートジャングル。バチバチに赤く染まったシブヤのステージは最強そのものでした


JUNGLE WAHHOI

1回聞いたら忘れない中毒性。ジャングルわっほいを無発声で叫ぶ準備はしてきたんだ!うー!ガオガオ!
星川の萌え袖フリフリかわいかった

ペトリコールを渡って

青のステージ。和音のManiManiがマリンブルーとするならば、海月のペトリコールはダークブルーといったところ。
全公演中最も静かでダークな演出だった。シブヤは後方からステージ全体を見れた2日目の満足度高かった。今後ライブが続いた先に、解放された海月の澄んだ青の演出が見れるといいな

Shining Lights

シャーイニーンラーイ!
澪奈のFavoriteDaysと同じくバンダイナムコを感じる楽曲 ※個人の感想です
男性ダンサーのハジける跳躍から一気にフロアを盛り上げる火凛の煽り。お前らついてこいよ!うおー(無声)!!

ハイトーンな歌をばっちりキャラ声で歌い切った健屋すげーよ

Let Me Know/In my world/Inverted Pyramid

ルキアの帰国子女設定が光る3人楽曲たち。シブヤは英語の歌唱が特にカッコ良くて曲も強いしで、世界中から音楽を学びに集まる帝音国際学院の設定を忠実に再現してる所が凄い。ルキアの袖パージ好き

 

ハラジュクエリア

今回のライブはハラジュクのインパクトをまざまざと見せつけられたと言っても過言ではないくらいに凄かったです。目で見るASMRだった。意味おかしいけどそうだったのよ。
新曲という秘密兵器を持ち、しかもそれがぶっ壊れの最強SSSランクだったのが強すぎました。Distortionの体験は一生忘れないと思う。
けたたましく鳴る警報音に緊張が走り、アップテンポとスローのトチ狂ったリズムに翻弄され、ステージの照明にポリゴンフラッシュかよと刺激を与え続けられて限界を迎えた脳は、癒しを求めてハラジュク3人の囁きにフワフワと吸い寄せられ、促されるままにペンライトを横に振る…
会場全体のライトの揺れが徐々に1つになっていく様は宗教としか言えなかった。ここにいて大丈夫なのかと不安でたまらなかった。
最後に回ったミラーボールの光彩が映し出す世界が宇宙でした。聴けたにも見れたにも収まらない歪んだ狂気の空間。忘れられるわけがない。
次の曲が「Where Is The Love」で現世に帰してくれたところに救いを感じました笑

新曲「Distortion」。とにかく衝撃でしたがサブスク解禁後に聞いてみるとハラジュクの儚い願いや祈りが込められた愛おしい歌詞で、ライブでは想像もつかなかった二面性に改めて感服しました。

youtu.be


good night baby

ファミマの入店音よりも聴いたイントロ。公式ホームページのホームにも使われている電音部の顔ともいえる楽曲。
電音部を聴き始めの頃に、このクソほどお洒落な曲がキャラソンなの?と衝撃だった。
ノベルを読むと『汚れた酸素枯れたアサガオ 帰る場所が欲しいよ』の歌詞にぐっと締め付けられる。アサガオの色合い、紫杏に似てるよね
長谷川玲奈さんトップバッターで緊張されないようにブンブン応援した。紫杏オマージュなおだんご素敵でした。


Chick Chick love

ウィスパーボイスで脳が溶ける。大森日雅さん、そこに雛が実在しているかってほど雛だった。停滞が多めの曲で、あらゆるKawaiiポーズがキュッとキマるたびに古の感情「萌え」が芽生えました。振り袖はカ・ワ・イ・イ!
ハラジュクの衣装はホントに可愛すぎたなー。ロリポップ全開にしたがる美々兎のオーダーに紫杏の巫女の意匠を掛け合わせたハイブリッドを雛がデザインした感じ。そんなエピソードが欲しい。描きたい

電脳ロリポップ

今日一ペンラを振った。小坂井祐莉絵さん、美々兎のことめっちゃ好きなんだろうなと見てて嬉しくなるようなパフォーマンスでした。私も好きだよ!!!

 

Hyper Bass/悪魔のララバイ/シロプスα

ライブで聴きたかったシリーズその2.”Hyper Bassの重低音を生で聴く”
電音部miniPartyの時などにコメントでよく見た『箱でHyper Bassを浴びたい』というワードがずっと気になってて、浴びるとはどんな感覚なのかを楽しみにしてたんですが振動が床から空気からダイレクトに響くあの感覚なんだね!こりゃヘッドホンだけじゃ味わえない全身で浴びる感覚だ!

 

アキバエリア

3人のメインビジュアルである外神田文芸高校の制服が踏襲されて、装飾少なめのフォーマルなシルエットながらレースのスカートがさり気ない可愛さを引き立ててました。アーカイブのカメラで見るとリボンがキラキラしててあれも可愛かった。アキバとハラジュクは3人お揃い衣装ってところがエモいんだ

Mani Mani

めっちゃダンスしながらこんな上手に歌えるんかよ…歌いながら一番踊ってたんじゃないだろうか。アイドルの逞しさを見ました。

TAKU INOUEは電音部を知る前から知ってた唯一のトラックメーカーで、自分好みの楽曲が多くてManiManiも勿論好き。専門的なことは分からないけどヘッドホンで聞いた時の音の奥行きが凄いなって思う

アイドル狂戦士

めっちゃダンスしながらこんな上手に歌(ry

堀越せなさん、調べたらバンナムフェス1stでアイカツ歌唱に出演してたのでお会いするのは2回目でした!そんな邂逅をしていたと知れる。それもまた電音部だね!

イヤでもノれるアイドル狂戦士。頭は触れないがペンラは振る。腹の底からの雄叫びが可愛くて笑ってしまった。ManiManiからの繋ぎはライブのオリジナルだと思うけど、アキバは3人の楽曲の繋ぎ方が特に良かったです。それぞれ個性バラバラなのにちゃんと繋がるの、これがDJかぁ

Favorite Days

上でも書いたけどこの曲が本当に好きで、ミラーボールが輝くフロアに感動で泣いてしまった。オレンジ色ってあったけぇよな…

蔀さん1日目はかなり緊張してたけど2日目は笑顔が増えて良かった

Blank Paper/pop enemy/Hand Over

ライブで聴きたかったシリーズその3.pop enemy ドーンだYo!

サビの手の振りは真似したくなるやつ。ShowCaseでも使われてた振り付けで、外神田文芸高校ダンス部メンバーに振りを教えてもらったみたいなストーリーも見えて良かったなぁ

そしてHand Over。全エリアでの歌唱というライブならではの演出は、楽しい1stLiveの時間が終わってしまう寂しさよりも、ここから全員一丸となって電音部が続いていく希望に溢れてました。

明日から元気出して走れるようバトン渡すよ

ステージの皆さんからファンに向けてもバトンを貰えたと感じてます。

 

ありがとう電音部

本当に本当に楽しいライブでした!!

これが書き終わる頃にはアーカイブ期間が終わってそう。エリアスポンサーになれば1カ月見れるけど、さすがにコアなファン以外に勧められるお値段ではない(金三万円也)

自分は電音部を最初から応援していたのではなく、プロセカで秋奈さんの歌を聴いて好きになり、もっと他にも歌ってないかを探した先にいただきバベルの塔が立っていました。そこから電音部の楽曲を聴き漁るとあれもこれもそれも超絶いい楽曲だらけで、興味はトラックメーカーの方にも向きました。KOTONOHOUSEさんやmoe shopさんなど電音部以外の楽曲も聴いてみるようになり、そこにも好きな曲が数多く埋まってました。この世にはこんなにすごいクリエイター陣がいたんだと知れたし、他のコンテンツで名前を見ると期待したりと興味の幅が広がりました。

有吉eeee見てたらテーマソングにケンモチヒデフミさんが出てきた時は笑ったし普通にいい曲だしやっぱスゴイんだなと思った笑

youtu.be

 

DJもクラブミュージックも何一つ知らなかったけど、聴いてて気持ちがいい、楽しい、カッコイイ、Kawaiiは知識が無くたって感じることができて、そんな楽曲たちが心地よく繋がっていく気持ちよさを電音部で知ることができました。プレイリストがどんどん自分好みに充実していったのも電音部と出会えたおかげです。

電音部が掲げる「音楽に遭遇しよう」というコンセプトをまさしく体験できたと思っています。遭遇体験という言葉が私はすごく好きです。これも電音部推したいポイントの1つと言えます。

楽曲を中心軸に置いて、キャラクターやクリエイター、そしてダンスやテクノロジー、キティちゃん…。様々な方面に電音部が繋がって広がっていくことを期待しています。個人的にテクノロジー分野が大好きなので、バンダイナムコ未来研究所の技術と電音部のタッグにはこの先もすごく期待したい所です。

 

クソクソに長い日記になりましたが思いの丈は書ききりました。削らずに残します。

40週連続リリースはまだまだ続いてるし、新展開ムービーもなーんも分からんw

2ndLiveやPartyが開催される日を願って、これからも電音部を応援していきたいと思います。